先進医療の特約は必要か
先進医療とは、最新の医療技術を使用して治療することをいいます。最先端の医療技術を使用できますが、保険が適応されず、全額自己負担になります。しかし、最近では先進医療費の一部を保障する特約があります。
先進医療の代表的な治療といえばがんに使用する治療、粒子線治療です。この治療を受けるには300万円の自己負担が必要なのです。この治療費に注目した各保険会社がこぞって、先進医療はお金がかかるものというイメージを植え付けたのです。しかし、先進医療といっても、100万円以下で治療できてしまうものもあるのです。たとえば、子宮頚部前がん病変の診断にかかる先進医療費は、1万2200円です。この金額を見ると、先進医療のすべてが高額というわけではありません。また、粒子線治療においても、がん患者の0.07%の人しか、治療を受けることがありません。
また、先進医療というのは将来的には保険適用になることが前提の医療なのです。ですから、現在保険適用外だとしても、今後は適用される可能性が大いにあるのです。つまり、先進医療特約を契約していもて、10年後はあまり意味を持たない特約になっている可能性もあるのです。保険会社の戦略にそのまま乗ってしまうと、将来保険料において損をする可能性も出てきます。ですから、本当に自分が必要とする特約なのかを見極めることが重要なのです。
いざという時のために、医療保険に加入しておくことは大切です。しかし、保険料を払うからには、自分には何が必要なのかをきちんと見極めて、加入することが大切なのです。